イギリスにおける眼検査の法的要件

英国の眼検査に関する法律は非常に厳格で、検査を実施する者は資格を有し、一定の基準を満たす必要があります。受診者は高水準かつ一貫したケアを受ける権利があり、雇用主は従業員の視力が業務によって損なわれないよう配慮する義務があります。

法律と資格を有する専門家

英国では眼検査を実施するすべての者は、法的に資格を有する検眼士(オプトメトリスト)であり、一般光学評議会(General Optical Council, GOC)に登録されていなければなりません。資格を持たない者が検眼士や眼鏡・コンタクトレンズ販売者として広告することは違法です。資格取得には3年制の大学課程と、1年間の有給臨床経験が必要で、登録後も継続的に技術と知識を更新する義務があります。

法的な注意義務(Duty of Care)

資格を有しGOCに登録された検眼士は、検査の実施にあたって高い注意義務を負います。検査はGOCの検査規則に従って行われ、常に最新の知見や技術を取り入れ、患者に対して適切な態度で対応しなければなりません。資格や行為に違反した場合は、懲戒処分や刑事罰が科されることがあります。

雇用主に課せられる眼検査に関する法的義務

コンピュータ画面を常時使用する従業員に対しては、雇用主は眼検査および必要に応じた矯正レンズ(眼鏡・コンタクトレンズ)を提供または費用負担する義務があります。これは1992年の「ディスプレイ画面機器(DSE)規則」に基づき、従業員は無料で眼検査を受ける権利があることを周知しなければなりません。さらに、作業環境の設計(適切なデスク幅・画面からの距離確保)や職業健康診断の実施など、視覚リスクを低減する措置も求められます。

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