プロパンガスに関する規制と安全基準

1990年のクリーンエア法でクリーン燃料として指定されたプロパンは、1910年に発見されて以来、効率的でコスト効果の高いエネルギー源として広く利用されています。1996年に議会が設立したプロパン教育研究会(Propane and Education Research Council)は、消費者・産業向けにプロパンの安全情報を提供し、OSHA、DOT、EPA、NFPA が定める各種規制に関するコンプライアンスガイドを発行しています。

OSHA(労働安全衛生局)基準

  • OSHA 標準 1910.110「液化石油ガスの保管と取扱い」では、職場におけるプロパンの使用、輸送、保管に関する詳細な要件が定められています。容器の規格、臭化、設備、システム、表示、設置場所、換気、大型・小型タンクの保管、充填・移送・輸送、点火源の管理、従業員の安全要件などが網羅されています。この基準は NFPA 58(液化石油ガスコード)を基礎としています。

NFPA(全米防火協会)基準

  • OSHA のプロパン基準の根拠となる NFPA 58 は、プロパン保管施設の設計、火災安全分析、容器・配管の安全制御装置、容器配置、点火防止、保護システム、周囲環境、緊急手順、給水要件などの指針を提供します。これらは法規ではなく、OSHA や州・地方自治体が規制を策定する際の参考資料として使用されています。

DOT(運輸省)規制

  • OSHA 標準 1910.110(c) では、DOT に適合したプロパンシリンダーの取扱い・保管も規定しています。DOT の要件は多数にわたり、容器のマーキング、輸送時のプラカード表示、容器構造、設置、関連設備・システム、安全制御装置、従業員の訓練などが含まれます。

EPA(環境保護庁)コンプライアンス

  • EPA の規制はプロパン施設に対して限定的ですが、いくつかの重要な要件があります。CFR 40 Part 370 は、危険化学物質を扱う施設に対し年次報告を義務付けています。Part 261.5 は、対象企業・輸送業者に対し有害廃棄物処理プログラムを要求し、CFR 40 Part 122 は環境中への汚染物質排出施設に対し雨水許可を必要とします。また、プロパンを代替燃料としてエンジンに使用する場合、追加の EPA 規制が適用されます。

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