自作遠心分離機の作り方
手作りの遠心分離機は、手動の卵ビート器の片方の羽根だけを使って作れます。遠心分離は血液の診断などに利用され、低予算で電動遠心機の代替として期待されています。ハーバード大学の研究(2011年)では、発展途上国の診断向上に貢献できると示されています。
必要なもの
- 手動式卵ビート器
- 粘着テープ
- ポリエチレン(PE)チューブ
- ゴム製のチューブ吸引器(シリンジ)
- プライヤー
作り方・手順
- プライヤーで、二枚羽根の卵ビート器から片方の羽根を取り外します。これにより、PEチューブが絡まるのを防げます。
- PEチューブを分離したい液体の量に合わせて切り、片端にゴムチューブ吸引器を取り付けて真空を作りながら液体を注入します。その後、両端をキャンドルの炎で約1秒間加熱し、プライヤーで溶けた部分を閉じて密封します。
- 密封したチューブを残した羽根に対して直角にテープで固定します。
- 卵ビート器のハンドルを快適な速さで10分間回転させます。疲労を軽減するため、握りは緩めに保ちます。
回転が終わると、上部に血漿(プラズマ)が集まり、底部に細胞が沈んでいるはずです。これで簡易的な遠心分離が完了です。
