医療ラボで使用される主要機器と安全対策

医療検査や研究に不可欠な機器・器具は、ラボの安全と正確な診断を支える重要な要素です。ここでは、主要な機器とそれぞれの使用ポイント、さらに安全対策についてまとめました。

採血(Phlebotomy)

採血は血液検体を採取し検査や研究に使用する作業です。必要な機材は、注射針、血液採取用チューブ(バクテイナー)、アルコール綿、止血帯、綿やガーゼ、包帯、遠心分離機などです。

オートクレーブ(Autoclave)

オートクレーブは熱と圧力を利用して器具を滅菌する装置です。適切に使用するために、オートクレーブバッグ、滅菌完了を示すインジケータテープ、熱に耐える手袋が必要です。

顕微鏡(Microscope)

顕微鏡は組織や細胞の観察に不可欠です。スライドガラスとカバーガラス、塩水、ピペットを用いて、採取した細胞を染色せずに拡大観察し、正確な診断を支援します。

鋭利物・生体危険廃棄物(Sharps and Biohazard)

使用済みの針や注射器、ガラス瓶は赤色の鋭利物容器に、血液や体液が付着した物品は赤色の生体危険容器に廃棄します。容器は明確にラベル付けし、使いやすい位置に配置します。

個人安全対策(Personal Safety)

ラボ技術者は眼鏡、フェイスマスク、手袋、消毒用ウェットティッシュ、目洗浄ステーション、10%次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)などの個人保護具を使用し、無菌環境と作業者の安全を確保します。

公衆衛生 - 関連記事