WHMIS(職場有害物質情報システム)のシンボル解説
クラスA(圧縮ガス)
シンボルは円の中にシリンダーの輪郭が描かれたものです。圧縮ガスはシリンダー内で加圧または冷却されていることがあります。加圧されたガスは温度上昇や火源に近づくと爆発する恐れがあり、冷却されたガスが漏れると皮膚に触れた際に凍傷を起こすことがあります。酸素は圧縮ガスの例です。
クラスB(可燃性・可燃性物質)
シンボルは円の中に下線付きの炎の画像です。可燃性物質は100°F(約37.8°C)以下の温度でも、空気や水と接触すると燃焼します。可燃性物質は、100°F以上で加熱されると燃え始めます。プロパンはクラスBに該当し、固体、液体、気体の形態があります。
クラスC(酸化性物質)
シンボルは円の中に炎の上に「O」の形があるものです。酸化性物質は自らは燃えにくいものの、酸素を供給して他の物質の燃焼を助長します。酸素は代表的なクラスCの例です。
クラスD(毒性物質)
クラスD‑1(即時・重篤な毒性)のシンボルは円の中にドクロと交差骨です。一酸化炭素などは、即座にやけど、意識喪失、昏睡、死亡などの重篤な症状を引き起こす可能性があります。
クラスD‑2(その他の毒性)のシンボルは円の中に下部が感嘆符の形をした「T」です。D‑2はさらに非常に毒性が高いD2Aと毒性があるD2Bに分かれます。D2Aはがん、アレルギー、生殖障害、遺伝子変異など長期的な影響を及ぼし、D2Bは皮膚や眼の刺激を引き起こすことがあります。
クラスD‑3(生物学的危険)のシンボルは中心に小円、外側に大円、そして三つのC字形が結合したデザインです。細菌、ウイルス、真菌、寄生虫、及びそれらに接触した組織や体液はすべて生物学的危険物質に該当します。
クラスE(腐食性物質)
シンボルは円の中に、試験管から金属棒や手に液体が注がれ、稲妻のようなマークが付いたデザインです。アンモニアなどは皮膚や組織に永久的なやけどを引き起こす可能性があります。
クラスF(反応性・不安定物質)
シンボルは円の中に「R」の文字と、稲妻が飛び出す試験管の画像です。ピリック酸などの不安定な物質は、水と反応して有毒ガスを発生させたり、衝撃・温度・圧力上昇で自己反応したり、分解・凝縮・重合する特性があります。
