狂犬病の症状が出るまでの期間はどれくらいですか?
狂犬病はどのように感染するか
狂犬病ウイルスは感染動物の唾液に含まれています。噛まれた傷口や粘膜からウイルスが体内に入り、感染が成立します。
他の感染経路はあるか
噛み傷がなくても、感染唾液が開いた傷口や粘膜に接触したり、誤って飲み込んだ場合でも感染のリスクがあります。
症状は何か
初期はインフルエンザ様症状(発熱、頭痛、倦怠感)が現れます。その後ウイルスが中枢神経系に侵入し、錯乱、幻覚、不安、混乱といった精神症状が出ます。動物では口から泡が出ることが典型的です。
症状が現れるまでの期間
一般的に感染後10日から60日で症状が出ますが、個人差が大きく、数日で発症するケースや、まれに1年以上潜伏するケースも報告されています。
症状が出た場合の経過
一度症状が現れると、現在の医療では致命的です。動物は安楽死が唯一の対処法となります。人は速やかに曝露後予防(PEP)を受けなければなりません。
治療とワクチン
人への曝露後には、免疫グロブリン1回と、28日間にわたる5回の狂犬病ワクチン接種が標準治療です。野外作業や野生動物と接する人は予防接種が推奨されます。
