ケイ酸ナトリウムの健康への影響とは
ケイ酸ナトリウムは結晶構造を持たない無定形の化合物で、シリカ粒子を吸入して発症する肺の病気「珪肺症」の原因とはなりません。
皮膚への接触
- 粉末状のケイ酸ナトリウムは強アルカリ性で腐食性がありますが、溶液状態でも強い刺激性を示します。濃度が高い溶液に長時間触れると、皮膚に重度のやけどや炎症を引き起こすことがあります。
吸入
- 液体のケイ酸ナトリウムは強アルカリ性の刺激剤で、吸入すると粘膜や上部気道に深刻な損傷を与える可能性があります。誤って飲み込んだ場合は咳、嘔吐、吐き気、頭痛などの症状が現れます。
目への接触
- ケイ酸ナトリウムは強い腐食性を持ち、目に入ると強い刺激と炎症を起こし、涙が出て激しい痛みを伴い、視力障害につながることがあります。
既存の疾患の悪化
- 皮膚疾患や呼吸器系に問題を抱えている人は、ケイ酸ナトリウムの刺激によって症状が悪化しやすくなります。
びらん性皮膚炎
- 米国医療情報学会誌によれば、長期にわたるケイ酸ナトリウムへの曝露は重度のびらん性皮膚炎を引き起こす可能性があると報告されています。
