磁気共鳴血管造影(MRA)とは?

適用部位

磁気共鳴血管造影(MRA)は、脳、腎臓、骨盤、肺、心臓など、体のさまざまな部位で利用されます。MRAを用いることで、他の画像診断法では得られない高解像度の血管像を取得し、診断や治療計画に役立てることができます。

装置

MRAは、一般的な磁気共鳴画像装置(MRI)を使用して実施されます。従来型のMRIは円筒形の磁石で構成され、短い開口部(ショートボア)型のものが多く、患者は磁石の中に完全に包まれることはありません。

画像表示

MRAでは、血管全体を厚いスライスで撮影し、3次元データとして取得します。この3次元データを2次元モニタに表示するために、最大強度投影(MIP)や直接ボリュームレンダリング、クイックタイムVRなどのレンダリング手法が用いられます。

主な診断例

医師はMRAを用いて、動脈瘤や動脈硬化性疾患、特に脳血管の狭窄や閉塞など、血流に関わるさまざまな疾患を高精度に検出します。

検査前の準備

検査を受ける際は、医師の指示に従い、金属製品やジュエリーは必ず外してください。磁場により金属が加熱・引き寄せられる危険があります。また、過去の手術歴や腎機能障害がある場合は、造影剤の使用可否について放射線科医に必ず伝えてください。

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