RO水とろ過水の違いは?
逆浸透(RO)水と一般的なろ過水の最大の違いは、飲料水にするために使用する技術です。ろ過水は物理的バリアや化学的プロセスで汚染物質を除去しますが、ROは加圧した水を半透膜に通すことで不純物を取り除きます。
歴史
水のろ過は2000年以上前から行われており、炭素・セラミック・紫外線などの現代的手法は1972年の浄水法制定後に普及しました。逆浸透(RO)は1950年代に海軍が潜水艦で塩水を淡水化するために開発・使用しました。
仕組み
炭素フィルターは正電荷を持つ活性炭が塩素や重金属、有機化学物質を吸着・除去します。
ROは加圧により半透膜を通過させ、純水だけを通し、サイズが大きい汚染物質は膜で遮断します。
用途
炭素フィルターは家庭の飲料水浄化に最も一般的に使用され、産業分野では廃水処理にも利用されます。
ROは塩水の淡水化や、発電所・人工水族館でのミネラル除去に用いられます。
利点
炭素フィルターは塩素や水銀・カドミウムなどの重金属を除去し、エネルギー効率が高く、低コストで入手しやすいです。
ROは大型の無機化合物や微量ミネラルの除去に最も効果的で、淡水化やミネラルフリー水の生成に適しています。
欠点
炭素フィルターは未処理の微生物や無機物が含まれる水の浄化には不十分で、酸性の水は除去できず、カビが発生しやすいという報告があります。
ROフィルターはカルシウムやマグネシウムといった有益なミネラルも除去し、農薬や除草剤の微小粒子は除去しにくいです。また、処理速度が遅く大量の廃水が発生します。
