薬物乱用グループの活動アイデアと実践計画

アルコール依存症者の会(AA)や薬物匿名会(NA)など、薬物乱用から回復を目指す人々を支援するグループは、集会・相互支援・グループセラピーを通じて、生活様式の改善や新たなスキル・対処法の習得を促します。短期目標を設定しながら、参加者は自立への道を歩みます。

真実に向き合う

薬物乱用グループに参加していても、依存を認めきれず否認状態にある人は少なくありません。否認を乗り越えるための一つの手法として、各メンバーに「初めて薬物やアルコールに手を出した経緯」を短い物語として書いてもらいます。全員の物語をシャッフルし、誰のものでもない形で朗読します。読まれる間、否認的な表現が聞こえたら手を挙げるというアクティビティで、否認のパターンを可視化します。

ロールプレイング

ロールプレイは、薬物やアルコールを断るスキルを実践的に身につけさせる創造的な活動です。あるメンバーが薬物ディーラーや昔の友人役を演じ、回復したばかりの相手に再度使用を勧めようとします。シナリオ終了後、参加者全員でどのように対処すべきか、具体的な言い回しや行動プランを共有し、実際の場面で活かせる対策を練ります。

音楽セラピー

話すことが苦手なメンバーでも、音楽を通じて感情を表現しやすくなります。各自が「自分の人生や心情を象徴する」楽曲が入ったCD(またはデジタル音源)を持ち寄り、順番に再生します。曲が流れる間に感じたことや思い出したエピソードを自由に語り合うことで、自己開示と相互理解が深まります。

「捨てる」作業

薬物やアルコールがもたらした行動とその結果をリスト化し、グループ内で共有します。リストには「飲酒後の失言」や「薬物購入のための借金」など、具体的な破壊的行動とその影響を書き出します。全員がリストを読み上げた後、紙を破ってゴミ箱に捨てる儀式を行い、破壊的な習慣を「捨て去る」決意を象徴的に示します。

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