EPAの水質分析:基準と分析手法の全貌

一次基準と二次基準

EPAは飲料水中の有害物質を防止するため、一次飲料水基準を定めています。これらの物質は先天性欠損やがんなどの健康被害と関連があります。二次基準は外観や味、臭い、色などの美容的影響を防ぐための最大濃度を示す指針で、アルミニウム、塩化物、フッ化物、鉄、マンガン、銀、硫酸塩、亜鉛などが対象です。また、発泡剤、腐食性、色、臭い、溶解固形物、pHに関するガイドラインも設けられています。

無機汚染物質

工業製品や副産物、廃棄物が水源を汚染することがあります。

EPAは多数の無機汚染物質について一次基準を設定しています。無機物は金属や鉱物で、自然由来だけでなく農業、工業、廃棄物からも流入します。代表的な対象はアスベスト、カドミウム、クロム、銅、鉛、水銀、セレン、タリウム、そして農業排水に含まれる硝酸塩・亜硝酸塩です。ベリリウム、バリウム、アンチモンも監視対象です。許容濃度は農業用水と飲料水で異なり、ppm(百万分率)で示されます。

有機汚染物質

農業排水に含まれる農薬などの有機物。

有機汚染物質は主に人為的に作られた炭素化合物で、農薬、工業副産物、石油系副産物などが水に浸透します。EPAは40種以上の有機化合物を対象に、ppmからppt(兆分の一)までの濃度で検査しています。地域ごとに出現が予測される有機物がリスト化されています。

生物学的汚染物質

不適切な下水処理は細菌汚染を引き起こすことがあります。

細菌やウイルスの濃度は水処理の有効性と汚染源の特定に利用されます。対象菌はジアルジア・ラムブリア、レジオネラ、総大腸菌群などです。また、濁度(透明度)も監視対象です。

放射性汚染

放射性廃棄物は自然由来の場合もあります。

放射性汚染はアルファ線・ベータ線の放出、ラジウム226/228の総量で測定されます。多くは自然に存在する放射性物質から発生します。

分析手法

EPAは水質分析のための具体的なガイドラインを提供しています。

EPAは飲料水の分析と基準遵守のために、10冊の公式出版物で承認された分析手法を示しています。サンプリング方法(採取、保存、保管)についても詳細に規定されています。詳細はEPAのリソースをご参照ください。

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