亜酸化窒素(N2O)の危険性とは?

亜酸化窒素(N2O)は、歯科医が軽度の鎮静剤として使用するガスです。しかし、一部の使用者はバルーンや小型カートリッジから吸引し、急激な陶酔感や知覚変化を得ようとします。吸引すると視覚・聴覚の幻覚や夢のような状態を引き起こし、さらなる使用を欲することから「ヒッピー・クラッ​​ク」や「ラフィングガス」などの別名でも呼ばれます。どんな薬物にも言えることですが、亜酸化窒素の使用には重大な危険が伴います。

運動制御の喪失

  • 亜酸化窒素は脳への酸素供給を減少させ、短時間の吸引でめまいや立ちくらみを引き起こします。バランスを失い倒れたり、意識を失って頭部外傷を受けるケースも報告されています。歯科医が全身麻酔として使用する場合は、患者は完全に管理された状態で行われます。

窒息

  • 医療用マスクを装着したまま無人の状態で意識を失うと、マスクが外れずに呼吸が妨げられ、窒息の危険があります。必ず医療従事者の監視下で使用すべきです。

凍傷

  • 大型タンクから直接ガスを吸引すると、ガスは極低温で噴出します。そのため、ノズルやタンクに触れると鼻や唇、声帯に凍傷を負うことがあります。また、タンク本体に触れると三度のやけどを起こす恐れがあります。

頭痛・吐き気

  • 長時間の使用は頭痛や吐き気を誘発します。アルコールと併用するとこれらの副作用が増大します。

しびれ・感覚異常

  • 過度の使用は四肢の感覚が鈍くなり、しびれやチクチク感が現れます。

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