一酸化窒素がもたらす健康への悪影響
一酸化窒素は無色で空気よりやや重く、水への溶解度は低い気体です。通常は有益ですが、過剰に体内に存在するとさまざまな健康障害を引き起こすことがあります。
血圧への影響
- 血中の一酸化窒素濃度が異常に高くなると、極端な高血圧または低血圧を招き、致死的レベルになると数分で死に至ることがあります。
敗血症
- 敗血症や血液中毒では大量の微生物が血流に侵入し、一酸化窒素が大量に産生されます。その結果、敗血性ショックと深刻な低血圧が生じます。
呼吸器系への影響
- 一酸化窒素による呼吸器症状として、気管や喉頭の閉塞を示すヒューヒュー音(ストライダー)や、肺胞の虚脱(無気肺)が報告されています。
腎臓への影響
- 最も一般的な腎障害は血尿で、尿中に血液が混じります。
代謝への影響
- 高血糖(糖尿病に伴うことが多い)が一酸化窒素の代謝副作用として報告されています。
その他の副作用
- 慢性的に一酸化窒素に曝露されると、頻尿、睡眠障害、抑うつ、不安、落ち着きのなさ、震え、吐き気、頻脈、嘔吐などが現れることがあります。
