Vioxxとは何か?

Vioxxは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)に分類される医薬品です。1999年から2004年まで、製薬大手メルク社が製造・販売していました。

目的

関節リウマチや変形性関節症などの関節炎による疼痛、炎症、こわばりを軽減するために使用されました。また、発熱や片頭痛の緩和にも用いられました。

服用前の相談

Vioxxを使用するには医師の処方が必要でした。処方時には、喘息、蕁麻疹、アルコール摂取や喫煙の有無、アスピリンや他のNSAIDに対する過敏症の有無などを医師に伝える必要があり、これらの条件があると処方が見送られることがありました。

副作用

主な副作用として、腹部痛や不快感、吐き気や胸焼け、異常な疲労感、かゆみや皮膚発疹、出血傾向やあざができやすくなることが報告されました。

危険性

2000年頃の医療報告では、Vioxxが心血管系の問題を引き起こす可能性が示唆されました。メルクが2003年に実施した研究のデータによると、標準用量(1日25 mg)を服用した患者で心筋梗塞や脳卒中などのリスクが増加していることが明らかになりました。

市場からの撤退

2004年、メルクは自主的にVioxxの販売を中止し、市場から撤退しました。撤退時点で、全世界で8,400万人以上がこの薬を使用していたとされています。

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