喫煙をやめるための耳鍼治療

仕組みは?

近年、喫煙をやめる手段として鍼灸が注目されています。鍼灸だけで禁煙に成功した人もいれば、他の禁煙補助剤と併用して効果を上げた人もいます。鍼灸は、身体の特定のツボに細い針を刺す中国伝統医学です。禁煙を目的とした場合、主に耳のツボに針を刺し、エネルギーの流れを調整します。痛みを感じることはほとんどなく、実際に体験した人は「痛くない」と語ります。

鍼灸の基本

鍼灸は、体内のエネルギー(気)の流れが滞ると健康に支障が出ると考えます。気の流れがスムーズになるように、施術者はツボを選び、針で刺激します。禁煙に関しては、耳だけでなく、腎臓や肺、食欲に関わる部位のツボも利用されます。信頼できる資格を持った鍼灸師を選び、禁煙実績の有無を確認しましょう。

エネルギーの流れを整える

施術者はまず、耳の中でエネルギーが低下していると判断したポイントを探します。そこに細い針を4〜5本程度刺し、数回のセッションでエネルギーの流れを回復させます。1回の治療だけで効果が出ないことが多く、複数回の通院が推奨されます。

主なツボとその役割

鍼灸師のディーン・ジョスウィック氏によると、特に狙われやすいのは耳の上部にある「神門(しんもん)」です。このツボは特定の臓器に結びついていませんが、精神的な安定に寄与します。その他、腎臓・肺・食欲に関係するツボも併用され、場合によっては体の別部位のツボが加えられることもあります。

効果は期待できるか?

現在のところ、鍼灸がニコチン依存を完全に解消するという科学的根拠はありません。しかし、実際に禁煙に成功した人は多数報告されており、単独で行うケースと、ニコチンパッチや薬剤と組み合わせて行うケースがあります。自分に合うかどうかは、実際に体験してみて判断してください。

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