政府は喫煙をやめさせるために何をしているか

はじめに

米国政府は、タバコ喫煙による年間約430,000人の死亡に伴う医療費として、年間5,000億〜7,300億ドルを支出しています。医療費削減と喫煙関連死の防止を目的に、若者から高齢者まで幅広い層が禁煙できるよう様々なプログラムを実施しています。

歴史

1969年、タバコ会社に「喫煙は健康に害を及ぼす可能性があります」という警告ラベルの表示が義務付けられ、政府主導の禁煙キャンペーンが始まりました。米国疾病予防管理センター(CDC)は2002年、喫煙による生産性低下や早死になどで経済的損失が年間1500億ドルに上ると推計し、以降、年齢・性別・民族を問わず禁煙支援策を拡充しています。

禁煙支援ウェブサイト

政府運営のSmokefree.govでは、医療従事者向け情報や禁煙を目指す人向けのインタラクティブページを提供しています。広告や専門家によるアドバイス、オンラインチャット、電話相談、禁煙補助薬の情報などが揃い、がん研究機関や肺炎協会へのリンクも掲載されています。女性向けの専用ページも用意されています。

高齢者への支援

メディケアは高齢者の禁煙を支援するプログラムを実施しています。印刷物の配布、対面・電話カウンセリング、ニコチンパッチや禁煙薬の提供など、他の禁煙ツールと同様の支援が行われています。

ティーンエイジャーへの支援

米国のティーンエイジャーの約20%が喫煙しており、18歳未満の購入は違法です。CDCと米国肺協会はウェストバージニア大学と協力し、全国規模の禁煙キャンペーン「Not On Tobacco」を展開しています。学校や地域団体へ教育資料を提供し、ビデオやDVD、ポスター、スポーツプログラムなどで喫煙防止に取り組んでいます。

その他の政府の取り組み

保健福祉省(HHS)はCDCをはじめ、州・地方自治体と連携し、タバコ規制プログラムを推進しています。全国タバコ規制プログラムは、各保健所への資金提供や、公共の場での禁煙条例の制定・推進を通じて、受動喫煙からの保護を目指しています。

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