機能
他の薬物と同様に、タバコを吸うとニコチンが体内に蓄積し、次第に渇望が強くなります。ニコチンに慣れると、完全にやめたときに体がさらに欲しがり、ニコチンが体内に残っている限り欲求は続きます。
持続時間
摂取したニコチンの約90%は肝臓で速やかに代謝され、腎臓から排泄されますが、残りは血流中に約6〜8時間残ります。したがって、体内に残る時間は喫煙本数やニコチン摂取量に左右されます。
影響
1本のタバコから平均約1mgのニコチンが体内に取り込まれます。1日20本(1箱)吸う人は、1日5本だけ吸う人に比べて体内に残るニコチン量がはるかに多くなります。喫煙量が多いほど、体内に残るニコチンも増えるのです。
重要性
1日10本以下の軽度喫煙者であれば、数日でニコチンは体から抜けます。一方、1日1箱以上吸う重度喫煙者の場合、ニコチンの痕跡が血中に残る期間は最長で30日間に及ぶことがあります。
対策
ニコチンの残留を早める方法として、水分補給と運動が有効です。水をたくさん飲むことで代謝が促進され、ニコチンを含む毒素が速やかに排出されます。また、適度な運動は代謝をさらに高め、体内のニコチン除去を加速させます。
