全胃切除後の食事ガイド
全胃切除後の食事(ダンピング症候群予防)
全胃切除後は、食べ物が胃を通らずに小腸へ急速に流れ込み、血糖値の変動や不快症状(倦怠感、めまい、腹痛、下痢)を起こす「ダンピング症候群」を防ぐために、食事内容と摂取方法を工夫する必要があります。
推奨される食事の基本
- 砂糖や高果糖シロップ、はちみつ、ブドウ糖、デキストロース、コーンシロップ、果実缶詰などの甘味料は避ける。
- 全粒穀物、野菜、脂肪分の少ないタンパク質(鶏胸肉、魚、豆類など)、低脂肪乳製品、オリーブオイルやアボカドなどの不飽和脂肪を中心に摂取。
- 各食事に必ず野菜または果物、全粒穀物、タンパク質、少量の健康的な脂肪を組み合わせる。
食事回数と飲み物の取り方
- 1日5〜6回の小分け食を心がけ、胃腸への負担を軽減。
- 食事中の飲料は200ml(約4オンス)以下に抑え、食前30〜45分、または食後1時間以上空けて飲む。
- 極端に熱いもの・冷たいものは刺激になることがあるため、常温かぬるめの温度で摂取。
サンプルメニュー例
- 朝食:チーズとトマトを加えた2個の卵オムレツ、ベリー類半カップ、全粒粉トースト1〜2枚にナチュラルピーナッツバター。
- 昼食:鶏胸肉または七面鳥のハーフサンドイッチ(レタス、トマト、チーズ入り)、野菜スープ小皿、魚油カプセル数粒。
- 夕食:オリーブオイルで焼いたサーモンステーキ、玄米または全粒ロール、酢を使った小さめのサラダ。
- 食間のヘルシーな間食(例:無塩ナッツ、ヨーグルト、スライスした野菜など)を適宜。
