超音波で検出できる腹部の腫瘤とは?
肝臓の腫瘤
- 良性腫瘍: 焦点性結節過形成(FNH)、肝細胞腺腫、血管腫
- 悪性腫瘍: 肝細胞癌(HCC)、胆管癌、肝転移
胆嚢の腫瘤
- 胆石症: 胆嚢内に結石がある状態
- 胆嚢炎: 胆嚢壁の肥厚などで炎症を示す
- 胆嚢ポリープ: 胆嚢腔内に小さな隆起ができる
膵臓の腫瘤
- 膵炎: 膵臓の腫大とエコー像の変化を伴う炎症
- 膵嚢胞: 膵臓内の液体で満たされた嚢
- 膵腫瘍: 良性または悪性の新生物
腎臓の腫瘤
- 腎嚢胞: 腎臓内の液体嚢胞
- 腎結石(腎結石症): 腎臓内にミネラルが堆積した固体
- 腎腫瘍: 良性または悪性(例: 腎細胞癌)
副腎の腫瘤
- 腺腫: 副腎の良性腫瘍
- 褐色細胞腫: ホルモンを産生する副腎髄質の腫瘍
- 神経芽細胞腫: 副腎の神経細胞由来の悪性腫瘍
脾臓の腫瘤
- 脾嚢胞: 脾臓内の液体嚢胞
- 血管腫: 脾臓の血管性良性腫瘍
- 脾腫瘍: リンパ腫や転移などの悪性腫瘍
腹壁の腫瘤
- ヘルニア: 腹壁の弱部から内容物が突出
- 脂肪腫: 良性の脂肪腫瘍
- デスモイド腫瘍: 攻撃的な線維性腫瘍
後腹膜の腫瘤
- リンパ節腫大: 後腹膜領域のリンパ節が腫れる
- 後腹膜臓器の腫瘍: 大動脈、下大静脈、軟部組織など
- 膿瘍: 後腹膜内の膿の集積
超音波だけでは確定診断が難しいことが多く、組織診やCT・MRIなど追加検査が必要です。
