手根管症候群手術後のケア
手根管症候群(CTS)は、手首の正中神経が圧迫されることで起こる神経障害です。症状にはしびれ、麻痺、筋力低下などがあり、重症例では横横靭帯を切開し神経の圧迫を解除する手術が行われます。手術直後は急性症状がすぐに改善しますが、慢性的な症状の最大回復には 1 年ほどかかることがあります。
手術直後のケア
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安静と挙上
手術当日は完全に安静にし、手を心臓より高い位置に保って腫れを抑えます。翌日からは軽く手を動かすことは可能ですが、重い作業や激しい動作は避けてください。指の可動域エクササイズを行い、癒着を防止します。ただし、手指と手首を同時に曲げる動作は最低 3 週間は控えましょう。
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ドレッシングの管理
手術後 2〜3 日で包帯をはがし、代わりに絆創膏で保護します。シャワー時はビニール袋で手を覆い、ドレッシングが濡れないように注意してください。縫合糸は通常、手術後 7〜14 日で除去されます。
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装具の使用
仕事復帰が難しい場合や特定の作業を行う際は、取り外し可能なスプリントが有効です。日中は重い作業時にだけ装着し、夜間は最大 3 週間連続して装着します。
フォローアップケア
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瘢痕マッサージ
切開部が約 2 週間で縫合されたら、瘢痕組織の形成を抑えるためにマッサージを始めます。ビタミンEオイルなど無香料のローションを使い、円を描くようにやさしく圧をかけます。最初は 1 日 5 回、数分ずつ行い、徐々に回数を減らしていきます。
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運動とスポーツの再開
手術後 6 週間程度でゴルフなどの軽いハンドスポーツが可能となり、ウェイトリフティングなどの衝撃を伴う種目も同時期に再開できる場合があります。この期間はパッド入りグローブを使用すると手への負担が軽減されます。筋力強化は 6〜12 週間を目安に、段階的に行いましょう。
