股関節リサーフェシング手術の注意点
手術前の準備
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手術前に合併症や回復障害のリスクを減らすため、いくつかの対策が必要です。まず、医師による徹底した身体評価を受け、全身の健康状態と手術への適応性を確認します。多くの患者は手術前に理学療法士の診察を受け、現在の関節可動域や筋力を測定し、術後のリハビリ計画を立ててもらいます。また、術前にリハビリの基本的なエクササイズや、松葉杖・ウォーカーの使用方法を練習しておくと、術後の回復がスムーズになります。さらに、手術の3〜5週間前に血液を献血して保存しておくと、手術中に輸血が必要になった際に迅速に対応できます。
手術後の注意点
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手術直後は感染防止のために滅菌ドレッシングで股関節を覆い、血栓予防のために圧迫ストッキングを着用します。股関節が転がらないようにクッションを置き、呼吸器療法士の指導のもと呼吸エクササイズを行い、肺炎や呼吸障害を防ぎます。術後の定期的な診察で回復状況を確認し、問題があれば早期に対処します。
理学療法士はベッドから椅子への移乗や松葉杖・ウォーカーでの歩行指導を行い、術後6〜12週間は股関節の位置に注意するよう指導します。具体的には、股関節を90度以上曲げて足先に手が届く姿勢を取らない、脚を交差しない、膝を股関節より高く上げない、立っている時や横になる時にねじらない、脚を内側に回転させない、といった動作を避けます。
リハビリ期間中は定期的に理学療法士のもとで筋力と可動域の回復を図ります。リハビリが終了した後も、自宅でのエクササイズを継続し、股関節を強く健康な状態に保ちます。多くの外科医は、リハビリ後も高衝撃のスポーツや激しい運動はできるだけ控えるよう勧めています。これは再脱臼やリサーフェシングされた股関節への損傷を防ぐためです。
