子宮摘出術の副作用と対処法
子宮摘出術(子宮全摘)は、女性の子宮を外科的に除去する手術です。健康上のさまざまな理由で行われ、手術法も複数あります。手術の目的や方法に応じて、子どもを持てなくなることをはじめとした多様な副作用が生じます。
子宮摘出術を受ける主な理由
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米国メイヨークリニックによると、最も一般的な理由は子宮筋腫(良性腫瘍)の発生です。その他、子宮脱、子宮内膜症、異常出血、婦人科がん、慢性的な骨盤痛などが挙げられます。
手術時に卵管や卵巣も同時に摘出されることが多いとされています。
一般的な副作用
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子どもを持てなくなることはもちろん、手術方法に共通して起こりうる副作用として、出血量が多い、膀胱や腸の損傷、性欲や快感の低下が報告されています。
しかし、研究によっては手術後に性機能が改善されるケースも示されています。
副作用の比較(手術法別)
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子宮摘出術は主に腹式(腹腔鏡下)と経膣式の二つに分かれます。米国国立衛生研究所(NIH)によれば、腹腔鏡下手術の回復期間は約4〜6週間、経膣式は約3〜4週間です。
ラパロ内視鏡外科協会の研究では、腹腔鏡下手術は手術時間が長くなるものの、出血量が少なく、入院期間や日常生活への復帰が早いという結果が示されています。
性的機能へのプラス効果の可能性
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米国保健福祉省の女性健康局は性欲低下を一般的な副作用として挙げていますが、イギリス・マンチェスターのセント・メアリーズ病院(2006年)による研究では、摘出手術により症状が緩和され、結果として性機能が向上した例が報告されています。
同じく2006年にギリシャ・アテネのアレクサンドラ産科病院が実施した研究でも、手術前の症状が改善されたことで、術後に性機能が向上したと結論付けられました。
感情面の副作用
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身体的な影響に加えて、感情的な変化も重要です。メイヨークリニックは、手術前の不快な症状が解消されることで生活の質が向上し、ポジティブな感情変化が生じるケースがあると指摘しています。
一方で、子どもを持つ能力の喪失や子宮を女性性の象徴と捉える文化的背景から、喪失感や悲しみを抱く女性も少なくありません。
