エンドアーテレクトミー(血管内プラーク除去手術)とは?
エンドアーテレクトミーの概要
エンドアーテレクトミーは、動脈内部に蓄積したプラーク(コレステロール、脂肪、カルシウムなど)を外科的に除去し、血流を回復させる手術です。プラークが増えると血管が狭くなり、供給先の臓器や組織への血液供給が低下します。
対象となる血管部位
主に以下の部位で実施されます。
- 頸動脈(首)
- 大動脈(腹部)
- 大腿動脈(脚)
手術の流れ
1. 術野を確保し、対象血管に切開を加える。
2. 血管内のプラークを慎重に剥がし、除去する。
3. 血管を縫合またはステントで補強し、閉鎖する。
主な適応症
エンドアーテレクトミーは、以下の疾患に対して有効です。
- 末梢動脈疾患(PAD)― 心臓以外の動脈が狭くなる状態。痛み、しびれ、筋力低下などの症状が現れます。
- 頸動脈狭窄症(CAD)― 脳へ血液を送る頸動脈が狭くなり、脳卒中リスクが高まります。
成功率と効果
血管の部位やプラークの程度により差はありますが、手術を受けた多くの患者は症状の大幅な改善を実感しています。
リスクと合併症
稀ですが、以下のリスクがあります。
- 出血
- 感染症
- 血管損傷
これらは適切な術前評価と術後管理により最小限に抑えられます。
まとめ
エンドアーテレクトミーは、動脈のプラーク除去により血流を回復させ、PADや頸動脈狭窄による症状・リスクを軽減する有効な外科手術です。手術の適応やリスクは個々の状態に応じて医師と十分に相談しましょう。
