ラップバンド手術後のエクササイズガイド
ラップバンドは、BMIが40以上、またはBMIが35以上で睡眠時無呼吸症候群や高血圧などの合併症がある方に有効な減量手段です。Allergan社のLAP‑BAND公式サイトによれば、手術後4〜6週間で多くの患者が通常の運動を再開でき、できるだけ早く日常生活に戻ることが推奨されています。
手術後の注意点
退院後は30分ごとに室内を歩き、血栓の予防と運動習慣の開始を図ります。術後1か月間は20ポンド(約9kg)以上の重いものを持ち上げたり、腹部に過度の負荷をかけないようにしてください。毎週、運動の強度と時間を徐々に増やしていきます。
有酸素運動
ランニング、スイミング、サイクリングなどの有酸素運動は、喉の渇きを大きく刺激します。バンドが胃の容量を制限しているため、飲料は少量ずつゆっくりと摂取してください。氷水などの冷たい飲み物はバンド部位を刺激する恐れがあるため、常温の水や電解質入りのスポーツドリンクが適しています。背中や関節に問題がある場合は、エアロバイクや水中エクササイズをおすすめします。マラソンやトライアスロンなどの長時間耐久運動を行う前には、術者に相談しバンドを少し緩めてもらうと良いでしょう。
筋力トレーニング
筋力トレーニングは手術後2か月目から開始可能です。理想的には、1日30分程度の有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせます。ダンベルや軽いウェイトで上半身を鍛え、徐々に重量を増やしてください。術後最初の3か月は、腹部を過度に伸ばすようなトレーニングは避けましょう。
ストレッチ・ヨガ
ピラティス、ヨガ、その他のストレッチは手術後2か月目から再開できます。腹筋クランチやシットアップは90日間避けるべきです。まずはゆっくりとしたリラックスした動きから始め、徐々に強度を上げてください。術後にストレッチを再開した際、腹部に軽い痛みや違和感を感じることがありますが、これは軽度の筋肉萎縮によるものが多いです。
