ラップバンド手術のリスクと危険性

ラップバンドは肥満や重度肥満の治療を目的とした外科手術です。手術を検討する際は、以下のようなリスクや合併症について十分に理解し、医師と相談した上で判断することが重要です。

痛み

ラップバンド手術後に最も頻繁に報告される副作用のひとつが痛みです。主に腹部に痛みを感じますが、体の他部位に放散することもあります。痛みが強い場合、日常生活や仕事が困難になり、長時間ベッドで過ごすこともあります。

効果の個人差

ラップバンドはすべての患者に同じ効果が期待できるわけではありません。体重が全く減らないケースや、減少がわずかであるケースがあります。そのような場合、バンドを取り外すために再手術が必要になることがあります。

費用

手術費用は高額で、保険適用外となることが多いです。自己負担で費用を捻出しなければならず、ローンを組む人も少なくありません。保険が適用されるのは、極端に肥満が重度の場合に限られます。

バンドの侵食(エロージョン)

バンドが胃に圧力をかけ続けることで、時間とともに素材が胃壁に浸食し、エロージョンと呼ばれる状態になることがあります。これにより嘔吐などの症状が出た場合、バンドの除去が必要です。

肝臓への影響

バンドにより食事量が制限されると、胆汁が肝臓に蓄積しやすくなります。胆汁の滞留は胃の不快感や嘔吐、バンドの侵食を引き起こす可能性があり、まれに肝機能障害を理由にバンド除去が検討されます。

死亡リスク

手術自体が麻酔や切開を伴うため、極めて稀ではありますが死亡リスクがあります。また、バンドによる胃内の細菌増殖が制御できず、重篤な感染症に至るケースも報告されています。

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