尿管造瘻チューブと尿管ステントの違いとは

尿管造瘻チューブ

定義: 尿管造瘻チューブは、腎臓から膀胱へ尿を運ぶ尿管に外科的に設置するチューブです。

目的: 尿管に閉塞がある場合に、尿を直接外部の排尿バッグへ導き、体内の閉塞部位をバイパスさせます。

設置部位: 皮膚の背部または側腹に小さな切開を行い、チューブの一端を上部尿管に、もう一端は体外に出してバッグに接続します。

留置期間: 基礎疾患や排尿管理の必要性に応じて、短期間から長期間まで調整可能です。

尿管ステント

定義: 尿管ステントは、細く柔軟なチューブを尿管内に留置する医療機器です。

目的: 結石、瘢痕組織、腫瘍などによる尿管の狭窄や閉塞を解除し、尿が腎臓から膀胱へスムーズに流れるようにします。

設置方法: 主に膀胱鏡検査(シストスコピー)という低侵襲手術で、尿道からカメラと器具を挿入し、尿管まで到達させてステントを配置します。

留置期間: 病状により数日から数週間、場合によっては数か月間留置され、閉塞が解消または治療が完了するまで使用されます。

まとめ

尿管造瘻チューブは閉塞時の尿排出を目的とし、外部に尿を導く装置です。一方、尿管ステントは尿管を開放し、自然な尿流を確保するために使用されます。設置部位、目的、留置期間は患者の状態に応じて異なります。

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