腸骨(イリウム)排液治療の概要と注意点
腸骨(イリウム)は骨盤の大部分を構成する骨です。腰の左右に手を当てて押し下げると感じる骨が腸骨です。骨盤の疾患や外傷により、腸骨に感染が起こることがあります。
骨折
腸骨が骨折すると、感染が生じるリスクがあります。抗生物質で改善しない場合、手術が必要になることがあります。手術では、感染した部分を除去し、骨盤内にドレーンチューブを設置して感染部位から膿を排出させます。
関節炎
関節炎は関節や骨に炎症と疼痛をもたらします。骨盤部の痛みが強くなると、感染が併発している可能性があります。薬だけで治しにくい骨感染には、ドレーンチューブによる排液が有効です。
治療後の期待と注意点
腸骨の排液は症状緩和に役立ちますが、完全に回復するまでには時間がかかります。ドレーンチューブを装着している間は不快感が続くことがありますが、感染が治癒すればチューブは取り外されます。
