骨髄生検の手順と流れ
骨髄生検は不安を感じやすい検査ですが、鎮静や局所麻酔により痛みは最小限に抑えられます。手技は約30分から1時間で完了し、通常は外来で行われます。
患者の準備
- 外来での検査の場合、検査前に必要な注意点を説明されます。例えば、血液をサラサラにする抗凝固薬の中止や、検査前夜の深夜以降の絶食が指示されることがあります。
静脈路の確保
- 使用する麻酔の種類に応じて、腕に静脈カテーテル(IV)が装着されることがあります。IVは鎮静薬やその他必要な薬剤の投与に用いられます。
最終準備
- 穿刺部位の皮膚を消毒し、必要な器具を準備します。同時に麻酔科医または担当医が麻酔(局所または全身)に備えます。
麻酔
- 麻酔は静脈投与による鎮静、または穿刺部位への局所麻酔薬のいずれかで行います。どちらを選択するかは事前に患者と相談し、できるだけ快適に受けられるよう配慮します。
抽吸(アスピレーション)
- 生検前に骨髄液を少量採取することがあります。液体は細胞異常や感染の有無を調べる検査に用いられ、必要に応じて針の位置を調整したり新しい針で本生検を行います。
針の挿入とサンプル採取
- 麻酔が効いた状態で、医師は患者の後部腸骨稜(背中側の骨)に長い針を挿入します。針の内部が骨髄に達すると、骨髄組織のコアサンプルが自動的に採取され、針と共に抜き取ります。採取したサンプルは検査室へ送られます。
回復
- サンプル採取後、穿刺部は止血・ガーゼで覆われます。全身麻酔を使用した場合は回復室で観察し、医師が問題ないと判断すれば外来へ戻すか、必要に応じて入院します。
