バイオニックボディパーツとは?

バイオニック技術の概要

バイオニック技術は、科学者が電子制御の機械システムを開発し、失われた四肢や身体機能を補完・代替できるようにしたものです。1970年代のテレビドラマ『シックス・ミリオン・ドル・マン』で、主人公がバイオニック義肢やバイオニック眼を装着して再び活動する様子が描かれました。近年では、義手・義足はもちろん、聴覚・視覚・心拍調整まで、さまざまな身体機能のバイオニック化が進んでいます。

バイオニック義肢(腕)

従来の義手はケーブルとレバーで指先を開閉するだけの限定的な動きしかできませんでしたが、バイオニック義手は約22種類の腕・手の動作を実現します。外科医は切断された腕の神経を残存する筋肉に再接続し、義手内部のワイヤーと電極が脳からの信号を筋肉へ伝達します。これにより、指先でフォークを握るといった繊細な作業が可能になります。

バイオニック義足

バイオニック義足は、脳波や筋電位を感知するセンサーとモーター駆動の関節を備えた外装型デバイスです。使用者は背中のコンピューターユニットと連動させ、脚部に装着したブレースが自然な歩行をサポートします。脳からの指令が電極を通じて筋肉に伝わり、歩行や階段の昇降が可能になります。

バイオニック視覚補助

外傷や疾患で視力を失った人向けに、カメラ付き眼鏡とベルト上の小型コンピュータで映像を処理し、視覚皮質に直接電極で刺激を与えるシステムがあります。このバイオニック視覚は、部屋の中を自力で歩く、限られた範囲での運転といった日常活動を支援します。

その他の応用例

バイオニック技術は聴覚補助デバイスや心拍調整装置など、身体のさまざまな機能に応用されています。微細電極を用いた神経接続により、患者自身が意識的に操作できる高度なインターフェースが実現しつつあります。

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