根茎切開と回復時間の定義
背側根切開(選択的背側根切開)の定義
脳性麻痺などの神経疾患に伴う痙縮は、筋肉が持続的に収縮した状態です。選択的背側根切開は、背骨から筋肉へ信号を送る神経線維の一部を外科的に切断し、痙縮を永久的に軽減する手術です。ただし、痙縮以外の神経障害や機能障害は改善されません。
椎間関節根切開(ラジオ波根切開)の定義
椎間関節は隣接する椎骨をつなぐ関節で、関節の問題は神経を刺激し、背部や四肢の痛みを引き起こします。痛みが重度で他の治療が効果を示さない場合、医師はラジオ波根切開を行います。電極付き針で関節付近の小さな神経に高温を加え、神経伝達を遮断します。
背側根切開の回復期間
手術後は通常1〜3日間入院します。術後1〜2日で固形食が可能になり、鎮痛剤は2〜3日間使用します。術後の痛みやしびれ、灼熱感は概ね2週間以内に収まりますが、筋力トレーニングや理学療法は数週間から数か月にわたって継続することが必要です。
椎間関節根切開の回復期間
ラジオ波根切開は低侵襲で、外来での手術が可能です。局所麻酔で行うこともあり、手術後1時間程度で退院できます。回復は数日以内に完了します。
合併症と回復への影響
どの手術でも合併症が起きれば回復が遅れる可能性があります。背側根切開の主な合併症は感染や麻酔関連の問題ですが、頻度は低いです。椎間関節根切開でも感染や低血圧などが報告されていますが、こちらも稀です。
