手術前の準備ガイド

手術前の準備

  1. 手術についてできるだけ情報を集める

    担当医に手術の流れや目的を詳しく説明してもらいましょう。納得できない場合はセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。情報が増えると不安が和らぎます。医師が十分に説明してくれない場合は、別の医師を探すのも選択肢です。

  2. リスクとベネフィットを把握する

    手術のメリット・デメリット、手術を受けない場合のリスクも含めて、全て理解しておきましょう。

  3. 手術時期とスケジュールを検討する

    すぐに手術が必要か、数週間先に延期できるかを医師と相談し、仕事や家庭の都合と照らし合わせて最適な時期を決めます。

  4. 同伴者を用意しメモを取る

    診察時は家族や友人を同伴させ、聞き逃した情報を後で確認できるようにメモや録音を行いましょう。

  5. チェックリストと必要な書類を事前に入手する

    術前・術後のチェックリストや説明資料を紙で受け取り、術後に必要な処方箋は手術前に薬局で受け取っておきます。滅菌ドレッシングや特別な機器(病院用ベッド、車椅子など)も事前に手配しておくと安心です。

  6. 保険の確認

    手術が保険適用になるか、事前承認が必要かを保険会社に確認し、予期せぬ請求を防ぎます。

  7. 回復期間のイメージを持つ

    医師や同じ手術を受けた知人から回復までの期間や日常生活への影響を聞き、退院後の移動手段や介護の必要性を予め計画します。

  8. 必要なら介護や家事のサポートを手配する

    在宅介護が保険でカバーされるか保険会社に確認し、子どもの世話や家事の代行を依頼できる人を事前に決めておきましょう。

  9. 術後のエネルギーと気分を想定する

    手術直後は体力が低下し、外出や社交的な活動が難しいことが普通です。訪問時間を制限し、十分な休養が取れる環境を整えておきます。

  10. 送迎手段を確保する

    麻酔後は自力で運転できません。病院への往復や退院後数日間の送迎を頼める人を数名確保しておきましょう。

  11. 意思決定をサポートしてくれる信頼できる人を決める

    複数人からの意見は混乱を招くことがあります。医療判断は一人の信頼できる家族や友人に委ねると安心です。

  12. リハビリ・理学療法の計画を把握し実行する

    回復を早めるために、医師や理学療法士が提示するプログラムを事前に確認し、怠らずに取り組みましょう。

  13. 財産・遺言・委任状など法的書類を整える

    万が一に備えて、遺言や医療に関する委任状( durable power of attorney)を作成しておくと安心です。

一般的な注意点

  1. 名前で本人確認を徹底する

    手術前に自分の名前を医師に伝え、本人確認のミスを防ぎます。

  2. 手術部位に印を付ける

    左膝の手術であれば左膝に大きな「X」を描くなど、病院の指示に従って部位を明確に示します。

  3. 服用中の薬やサプリメントをすべて伝える

    処方薬だけでなく、OTC薬、ハーブ、ビタミンなどの名称・用量・アレルギー情報を正確に報告します。

  4. 手術中は誰かが病院に滞在する

    家族や友人に手術中病院にいてもらい、連絡や荷物管理を代行してもらいましょう。

  5. 無理に退院しない

    体調が回復していないと感じたら、患者支援担当者に相談し、退院を延期できるか確認します。

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