胆嚢摘出手術に伴うリスクと注意点

胆嚢は胆汁を貯蔵する臓器で、胆嚢がんや胆石がある場合は手術で摘出されます。どの外科手術にもリスクは伴いますが、胆嚢摘出手術で特に注意すべき合併症をご紹介します。

下痢

胆嚢がなくなると、胆汁が直接大腸へ流れ込みやすくなります。その結果、一時的に下痢が起こることがありますが、時間とともに自然に改善します。

胆管損傷

手術中に胆管が損傷すると、胆汁が漏れ出して感染や炎症を引き起こす可能性があります。重篤な場合は追加手術が必要になることがあります。

内部出血

内部出血は稀ですが、全手術の約2%で報告されています。出血が確認された場合は、エピネフリンでの止血や必要に応じた追加処置が行われます。

膵炎

胆嚢手術が原因で膵臓に炎症(膵炎)が起こることがあります。主な症状は吐き気、発熱、黄疸、腹痛です。早期発見と適切な治療が重要です。

麻酔に対する副作用

一部の患者では麻酔薬に対して呼吸困難や心臓機能の低下、血栓形成などの重篤な反応が現れることがあります。術前の評価と麻酔科医による慎重な管理が求められます。

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