手術後の脊柱側弯症
側弯症は、背骨が異常に横方向に曲がる状態です。保存的治療で改善しない重度の側弯は手術が必要になることがあります。手術後の回復期には痛みを感じることがありますが、痛みを管理するためにできることがいくつかあります。
疼痛ポンプ
- 手術後2〜3日間は、ボタン1つで鎮痛薬を投与できるポンプが装着されます。看護師や医師に痛み止めを求める必要はありません。
経口鎮痛薬
- ポンプを外した後は、処方された経口鎮痛薬を服用します。通常、手術から約1週間後に退院できます。
鎮痛薬の使用期間
- 成人の場合、手術後数週間から数か月にわたり徐々に減量しながら使用することがあります。小児は概ね2週間で服用を中止します。
避けるべき鎮痛薬
- アスピリン、ナプロキセンナトリウム、イブプロフェンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は骨癒合を阻害するため、使用しないでください。
活動制限
- 医師の指示に従い、活動を制限することで痛みの軽減・予防が期待できます。術後最低3か月は激しい運動を避け、散歩程度は問題ありません。車や公共交通機関の頻繁な利用は最低6週間は控えてください。前屈や腹臥位での睡眠は痛みを引き起こすことがあります。
