バルーンキフォプラスティ術後のケアガイド

バルーンキフォプラスティは、脊椎骨折の治療に用いられる手術です。バルーンで骨を元の位置に戻し、バルーンを除去した後、特殊な充填材で骨折部を固定します。この手術により、圧迫骨折による背中の痛みが軽減されます。

手術後の経過

キフォプラスティの回復は比較的速く、手術直後に痛みが軽減されることが多いです。手術は開腹ではなく、完了と同時に痛みが和らぐ患者もいれば、2日以内に改善を感じる患者もいます。

手術後は数時間だけ回復室で過ごし、看護師が静脈内で鎮痛薬を投与し、その後経口薬に切り替えます。

看護スタッフはできるだけ早く起き上がり、歩行するよう促します。歩行は血栓リスクの低減と治癒促進に効果的です。ただし、手術後は前屈みせず、1時間以上同じ姿勢で座り続けないようにしましょう。

自宅での回復

ほとんどの患者は手術当日に退院できます。数日間は付き添いのある方にサポートしてもらうと安心です。医師からは術後数日間用の鎮痛薬処方が渡されます。

包帯は退院後2〜3日で取り外せます。入浴は手術後1日目からシャワーは可能ですが、入浴やプールでの泳ぎは3週間は控えてください。

仕事や日常生活への復帰は1〜2日で可能なことが多く、医師は回復状況に応じた個別の指示を出します。

長期的な背中の健康管理

圧迫骨折の多くは骨粗鬆症が背景にあります。背中の手術後は、特に骨粗鬆症がある場合、再発リスクが高まります。骨粗鬆症の治療は将来の骨折予防に不可欠です。バランスの取れた食事とカルシウム・ビタミンDの摂取、必要に応じて薬物療法を行い、骨密度の低下を防ぎましょう。

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