腸の問題

便秘や下痢は消化管手術後に起こり得る合併症です。症状は一過性で自然に改善することもありますが、慢性的に続くこともあります。手術後の回復を助けるため、医師の指示に沿った食事を心がけ、女性は1日約20 g、男性は30 g程度の食物繊維を摂取すると腸の働きが正常化しやすくなります。

腸閉塞

小腸や大腸の部分的な閉塞は手術後に起こることがあり、放置すると危険です。悪心、嘔吐、局所的または放散性の腹痛などの症状が現れたら速やかに医師へ相談してください。医師はCT検査などで腸の状態を確認し、必要に応じて追加手術で対処します。

感染症

手術創部の感染は重要な合併症の一つです。創部が温かくなったり、膿が出たり、痛みや腫れ、悪臭がする場合は感染のサインです。通常は抗生物質などで治療しますが、早期発見が予後を左右します。異常を感じたらすぐに医師に連絡しましょう。