インセンティブスピロメーターの使い方
インセンティブスピロメーターとは
スピロメーターは肺が吸入・呼出す空気量を測定する装置です。診断用スピロメーターは正確な呼吸機能評価に用いられますが、手術後に患者が使用するのはインセンティブスピロメーターです。術後の運動不足を補い、肺活性化を促す目的で使用されます。日常生活での活動が再開できれば、通常は使用を中止します。
必要なもの
- インセンティブスピロメーター
使用手順
- 背筋を伸ばして座り、スピロメーターを膝の上に置きます。
- マウスピースを口に当て、唇をしっかりと閉じます。
- ゆっくりと深く息を吸い、ピストンの上昇を観察します。
- 息を吸い込んだまま5秒間止め、ピストンが下がり始めたらゆっくりと吐き出します。
- この動作を10回繰り返し、各回の間に短い休憩を入れます。側面の黄色インジケーターを調整し、ベストの努力を記録します。
- 指示がある場合は、スピロメーター使用後に咳嗽練習を行います。
