大腸内視鏡検査の痛みを和らげる方法
大腸(結腸)内視鏡検査は、柔軟なチューブの先端にレンズと小型テレビカメラ、光源を備えた装置を挿入して行います。医師はこの検査でがんやポリープ、出血、その他の異常を確認しますが、検査中や検査後に痛みや不快感を感じることがあります。
検査中の痛み緩和
検査中の痛みを和らげるために、点滴で鎮痛・鎮静薬が投与されます。主に使用される薬剤は次のとおりです。
- フェンタニル:強力な鎮痛薬で、痛みを抑えます。
- ミダゾラム(Versed):鎮静薬で、リラックスさせます。多くの場合、フェンタニルと併用されます。
- 代替薬としてデメロールやジアゼパム(バリウム)、プロポフォールが使用されることもあります。
検査後の痛み緩和
検査後は膨満感や軽い腹痛、便秘による不快感が出ることがあります。以下の対策で症状を軽減できます。
- 大量の水分を摂取し、腸内の残留物を洗い流す。
- 腹部をやさしくマッサージして、ガスの排出を促す。
- 市販の鎮痛薬(アセトアミノフェン)を使用する。※NSAIDs(イブプロフェン、アスピリンなど)は検査後2週間は服用しないでください。出血リスクが高まります。
注意点
検査中や検査後に軽度の直腸出血が起こることがあります。特にポリープ除去や生検を行った場合に見られます。出血は通常1〜2日で止まりますが、止まらない、血が大量に出る、血の塊ができる場合は医師に連絡してください。
