後方脊椎固定術の準備方法
後方脊椎固定術(後部脊髄融合)は、側弯症や脊柱管狭窄症、変性椎間板症などの治療に用いられる手術です。術中に人工棒や自家骨移植片を用いて背骨の数本を永久に固定します。大手術であるため、手術当日までにしっかりとした準備が必要です。
必要なもの
- 血液バンクへの自家献血(手術の7週間前までに実施)
- X線検査(術前の「術前写真」)
- 血液検査・尿検査
- 脳波(EEG)検査
- スクラブ用ブラシ(ヨウ素処理)
- シャンプー
- 除光液(ネイルポリッシュ除去用)
手順
手術の約7週間前に自家献血を予約し、必要に応じて血液製剤を確保します。
手術前数週間は日焼けや背中にできた発疹・傷跡を避け、清潔な状態を保ちます。
術前検査として血液・尿検査を受け、感染や代謝状態を確認します。
術前受診時に背中のX線撮影を行い、術後の経過観察の基準とします。
EEG検査を受け、脊髄神経の伝達状態を評価します。手術中も同様に神経保護のために使用されます。
手術前夜にヨウ素処理されたスクラブブラシで全身を入念に洗浄し、必要なら介助者の手伝いを受けます。
手術前日の夜以降は飲食を控え、空腹状態で手術に臨みます。
手術当日の朝、指示があれば再度ヨウ素ブラシで洗浄し、特に骨移植に使用する大腿部をしっかり清潔にします。
ジュエリー、メイク、ネイルポリッシュはすべて取り除き、着替えは楽な服装で病院に向かいます。
