痔核摘出術(ヘモロイド切除手術)の全体像
痔核摘出術(ヘモロイド切除手術)
痔核(痔)は、肛門付近や直腸下部の静脈が腫れ、炎症を起こす状態です。排便時の過度な力みや血管への圧迫が主な原因とされ、Mayo Clinicによると、人生のどこかで約50%の人が痔核を経験するとされています。治療法は多数ありますが、痔核摘出術が最も効果的とされています。
痔核摘出術の種類
- 一般的な痔核摘出術(開放式)
最も一般的に行われる手術で、痔核組織の周囲に小さな切開を入れ、炎症組織を縫合して止血し、余分な痔核組織を切除します。全身麻酔または局所麻酔で実施され、手術時間は1〜2時間です。多くの場合、当日退院が可能で、術後は消毒済みの薬剤ガーゼで創部を保護します。
- ステープ式痔核摘出術(ステープドヘモロイドペクシー)
ステープ(ホイッツ)を用いて痔核への血流を遮断し、組織を萎縮させて自然に脱落させる手術です。全身麻酔下で行われ、手術時間は20〜30分と短く、同日退院が可能です。一般的な開放式に比べ疼痛が少ないメリットがありますが、Mayo Clinicの研究では再発リスクがやや高いことが報告されています。
いずれの手術も術後の感染防止や適切なケアが重要です。医師と相談し、症状や生活スタイルに最適な治療法を選択してください。
