腓骨腱手術後の回復ガイド

下腿部には、腓骨長筋、腓骨短筋、腓骨第三筋の3つの筋肉があり、総称して『腓骨筋』と呼ばれます。これらの筋肉や腱、腱鞘が損傷すると、保存的治療が効果を示さない場合に手術が検討されます。手術の内容や術後の回復プロセスは、損傷の程度や部位によって異なります。

必要なもの

  • 松葉杖
  • 歩行ブーツ(またはサポートブレース)

回復手順

  1. 1日目:松葉杖を使用し、負傷した脚に体重をかけません。自宅に着いたら平らな場所に横になり、足を心臓より高くなるよう枕で上げます。医師の指示がない限り、患部に氷を当てて腫れを抑えます。まずは痛みの管理に集中してください。

  2. 2日目〜10日目:必要に応じて引き続き松葉杖を使用します。可能な限り足を高く上げ、氷で冷やし続けて腫れを抑えます。腫れや浮腫が放置されると回復が遅れ、痛みが増す恐れがあります。術後の診察で縫合や保護ブレースの除去、創部の感染チェックが行われます。

  3. 2日目〜6週間:医師が指示した場合、歩行ブーツやサポートブレースを装着して移動します。睡眠や入浴時のブレースの外し方は術者の指示に従ってください。術後最初の6週間は、積極的な運動や保護されていない体重負荷は行わないことが重要です。

  4. 6週間目以降~完全回復まで:6週間経過後から徐々に体重をかけ始めます。多くの場合、術者は筋力と柔軟性の回復を目的とした理学療法を指示します。指示されたリハビリやエクササイズを確実に行い、適切な治癒を促しましょう。完全回復までの期間は損傷や手術内容により異なりますが、腓骨腱手術後はジョギングやランニングは最低でも術後4か月までは再開できません。

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