部分結腸切除
メイヨークリニックによると、部分結腸切除は腸閉塞の除去、穿孔した腸の治療、結腸がんの切除、クローン病や潰瘍性大腸炎の病変部の除去などに行われます。手術は開腹手術と腹腔鏡手術の2種類があり、開腹手術は大きな切開で腸を直接切除し、腹腔鏡手術は小さな切開数箇所からカメラと器具を挿入して行います。
ハートマン手術(ハートマン術)
ハートマン手術は、腸管の一部を切除した後、残りの結腸を腹壁に開いた開口部に結びつけ、人工肛門(コロストミー)として機能させる手術です。開口部にはコロストミー袋を装着し、排泄物を外部で受け取ります。炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)の場合は、炎症が治まった後に腸を再び直腸に接続できることがありますが、穿孔やがんの場合は永久的に人工肛門となります。
術後の経過と期待できること
部分結腸切除・ハートマン手術を受けた患者は、術後約1週間入院し、腸の機能回復を待ちます。固形食への移行には時間がかかることがあります。退院前には、人工肛門の管理や感染防止、袋の交換方法を指導する専門看護師(ストーマ看護師)がサポートします。回復期間は個人差がありますが、一般的に1〜2週間で日常生活に戻れるとされています。
