脚の静脈瘤に対するレーザー手術とその合併症
脚の静脈瘤(青や濃い紫色の見た目が不快な静脈)は、表面が盛り上がり、しこりのようになることがあります。痛みや脈打つような感覚、足のだるさを伴うこともあります。レーザー手術は比較的安全ですが、適切に行われない場合に稀に合併症が起こります。
目的・仕組み
医師はレーザー手術(レーザーアブレーション)により、静脈の壁を熱で収縮させて閉鎖させます。小さな切開からレーザーファイバーを静脈内に挿入し、エネルギーを照射しながらゆっくりと抜くことで、静脈を壊します。手術時間は通常15〜20分ですが、望ましい結果を得るために追加の治療が必要になることがあります。
副作用
手術中は皮膚に輪ゴムを何度もはじくような痛みを感じることがあります。一般的な副作用としては、赤み、腫れ、皮膚の変色があります。赤みと腫れは数日で自然に軽減しますが、変色は最大で2か月続くことがあります(米国保健福祉省のデータ)。
合併症
他の手術と同様に、麻酔に対するアレルギー反応や呼吸障害、切開部の感染・出血のリスクがあります。さらに、血栓、静脈炎、神経損傷の可能性がありますが、これらは稀です(北米放射線学会)。
術後の注意点
術後は圧迫ストッキングの着用が推奨され、血腫や血栓のリスク低減に役立ちます。また、レーザー手術後は皮膚が日光に対して敏感になるため、術後2週間は直射日光を避け、色素沈着を防ぐことが重要です(米国皮膚科学会)。
警告
稀に、レーザーが周囲組織を損傷し、火傷や永久的な瘢痕を残すことがあります。適切な技術と経験を持つ医師が手術を行うことが不可欠です。
