肘関節置換術後のケア方法

手術前の準備

肘関節置換術は大きな手術です。手術前に現在服用しているすべての薬を医師に伝え、必要に応じて手術の2週間前までに中止することが求められます。血液凝固に影響する薬は特に注意が必要です。また、喫煙や飲酒の習慣がある場合は、手術前に医師と相談してください。

術後の入院と初期回復

手術後はすぐに入院し、回復を見守ります。術部にドレーンが装着され、余分な体液を排出します。通常、2日目までにドレーンは抜去されます。

退院の目安は、切開部が乾燥していること、疼痛管理が適切であること、リハビリの進捗、そして自宅で必要なサポートが確保できていることです。入院期間は2〜3日が一般的です。

リハビリテーションの開始

術後2日目から理学療法士と共に可動域の確認を行います。簡単な動作(伸展、屈曲、手のひらを上に向けた動き、下に向けた動き)を毎日繰り返すことで、関節の硬直を防ぎます。退院後もこのエクササイズを継続してください。

日常生活での注意点

手術後最低6週間は腕に重いものを持たないようにしましょう。目安としては、コーヒーカップ1杯程度の重さしかかけないことが推奨されます。肘は長期間かけて癒えていくため、理学療法士の指導のもと、1年にわたってリハビリを続けることが重要です。

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