骨髄炎に対する外科的デブリードメント技術の概要と最新治療戦略

デブリードメントの概要

外科的デブリードメントは、熟練した外科医がメス、鉗子、はさみなどの滅菌器具を用いて、壊死組織や感染組織を除去する手術です。手術開始前に創部周囲の皮膚を徹底的に清拭・消毒し、金属プローブで創の深さを確認した後、慎重に壊死組織を切除します。切除後は創部を十分に洗浄し、残存する組織や細菌を除去します。

デブリードメント後の管理

壊死組織除去により生じた「デッドスペース」の管理は、骨髄炎治療において重要です。主な埋め戻し方法は以下の通りです。

  • 筋肉移植(ミオプラスティ)― 患部に自家筋肉を移植し、血流と抗菌効果を高めます。
  • 自由組織移植― 皮膚や筋膜を他部位から移植し、創面を覆います。
  • 骨セメントビーズ― 抗菌薬を高濃度で充填したビーズを埋め込み、持続的に薬剤を放出します。

最終手段としての外科的介入

骨髄炎が早期に診断された場合、まずは抗菌薬治療が第一選択です。しかし、感染が薬剤に対して効果的に応答しない場合、切除手術が切断(切断術)に先立つ重要な選択肢となります。外科的デブリードメントは、感染制御と骨の保存を目的とした最も積極的な治療法です。

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