足根トンネル症候群手術後のリハビリガイド

足根トンネル症候群は、足首の靭帯が脛骨神経を圧迫することで起こります。激しい痛みや足の脱力、しびれを伴い、手術によって神経の圧迫を除去することが唯一の根本的治療となります。手術は約30〜40分で完了しますが、回復期間は数週間から数か月と個人差があります。

傷口の管理

手術後は、切開部をエースバンデージで覆った状態で帰宅します。最低3日間はバンデージを外さず、医師の指示があるまで保持してください。最初の数日は傷口を乾燥させることが重要です。シャワーを浴びる際は足全体をビニール袋で密閉しましょう。3日目以降はバンデージを外し、ネオスパリンなどの抗菌軟膏を少量塗布し、清潔な滅菌ガーゼで覆います。出血や異常な分泌物が見られた場合は速やかに医師に連絡してください。約10日後に縫合糸が抜去され、以後は傷口を露出させても問題ありません。

疼痛管理

手術直後は軽度から中等度の疼痛が一般的です。医師から処方された鎮痛薬は指示通りに服用し、副作用や依存のリスクを減らしましょう。アセトアミノフェン(タイレノール)でも疼痛を和らげられます。激しい痛みや悪化が続く場合は速やかに医師へ相談してください。また、腫れと痛みを抑えるために、可能な限り足を高く上げて安静に保ちましょう。

体重負荷

手術後最低10日間は患足に体重をかけないようにしてください。体重をかけないことで切開部の治癒が促進され、再損傷のリスクが低減します。約10日目に縫合糸が抜去されたら、医師の指示に従い徐々に体重をかけ始めます。多くの患者は2〜6週間で完全に体重をかけられるようになります。

理学療法

術後2週目から理学療法が開始されることが一般的です。週1〜3回、約3か月間のリハビリを行い、足首の筋力と可動域を維持するためのエクササイズやストレッチを指導されます。自宅でも継続できるプログラムが提供されますので、指示に従って実施してください。

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