手術技術のキャリア

手術技術専門職(通称:サージカルテクノロジスト、あるいは「スクラブ」)は、手術チームに欠かせない重要なメンバーです。彼らは外科医や看護師を支援し、さまざまな医療現場で安全かつ無菌な手術環境を維持する役割を担います。

術前の業務

  • 手術室(OR)の準備として、必要な手術器具、機器、滅菌液、スポンジ、その他の備品をセットアップします。また、患者の手術部位を清拭・剃毛・消毒し、患者を手術室へ搬送、手術台に適切に配置し、無菌ドレープで覆います。さらに、患者のバイタルサインを観察・記録します。

術後の業務

  • 手術後は使用済みの器具や備品を安全に回収・処分し、汚染が手術室外に広がらないよう特定の手順に従います。加えて、患者を回復室へ搬送し、手術室の清掃と在庫補充を行います。

教育

  • ほとんどの職位は手術技術プログラムの修了が必要です。プログラムは9か月から2年で、修了証書または准学士号が授与されます。カリキュラムは解剖学、薬理学、手術手技、手術安全、手術手順などを含み、器具の滅菌や手術室資材の取り扱い、患者搬送の実習も行います。認定はARC‑ST(Accreditation Review Committee on Education in Surgical Technology)が行います。

認証

  • 認定プログラム修了者は、NBSTSA(National Board of Surgical Technology and Surgical Assisting)が実施する任意の認定試験を受験できます。合格者はCertified Surgical Technologist(CST)の資格を取得し、4年ごとに更新が必要です。更新には最低60時間の継続教育(CE)が求められ、単位が不足する場合は再試験が可能です。

就職展望と給与情報

  • 米国労働統計局(BLS)によれば、手術技術職の需要は平均以上の速さで伸びると予測されています。技術・医療の進歩により手術件数が増加することが背景です。2006年の中央値年収は約36,000米ドルで、診療所勤務の技術者は病院や外来施設勤務者よりやや高い傾向があります。

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