臓器提供に関する条件と用語解説

米国政府の臓器・組織提供に関する情報によると、1日平均77人が臓器移植を受けています。毎年数千人の命が救われる一方で、移植を待つ人々が多く死亡しています。本稿では、臓器提供に関する重要な用語とその背景を解説します。

敏感な用語

  • 長年、医療関係者・一般の人々は「臓器を収穫する」「体の部位」などの表現を使ってきました。2005年、臓器取得機関協会は、提供者・受給者・家族への配慮から、用語を見直しました。現在は「臓器を回収」「臓器を提供」と言い、「体の部位」は「臓器・組織」とし、亡くなった提供者は「死体提供者」ではなく「死亡提供者」と表現します。

法的用語

  • 臓器提供の意思決定は非常に重要です。家族が生命維持装置を受けている親族を提供者にするかどうか判断する際、法的用語を正しく理解しておく必要があります。「インフォームド・コンセント」は、関係者が内容を十分に理解した上で合意に至ることを指します。家族は、提供が決まった場合にどのような医療処置が行われるかを把握すべきです。「待機リスト」は、米国内で臓器を待つ全ての患者を掲載したリストで、米国臓器共有ネットワーク(UNOS)が管理しています。

医療用語

  • 保存された臓器は、受給者と適合性を確認した上で移植されます。「クロスマッチング」は、ドナーとレシピエントの血液型や組織適合性を検査するテストです。移植後、受容体の体が臓器を「拒絶」することがあります。拒絶は「急性」(短期間)と「慢性」(長期間)に分かれ、医師は「免疫抑制薬」などで拒絶反応を抑える治療を行います。

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