人間の胸部の構造と機能
胸部にある主な臓器
胸部は体幹の上部に位置し、左右の肺と心臓が収まっています。心臓は二つの肺の間にあり、左肺は右肺よりやや小さいため心臓のスペースが確保されています。肺は酸素を取り込み、血管を通じて酸素を血液に供給し、二酸化炭素は血管で肺へ運ばれ呼気として排出されます。心臓は血液を全身へ送り出すポンプの役割を果たします。
胸郭の骨格と筋肉
肺と心臓は肋骨で保護されています。肋骨は背骨から左右に伸び、胸骨(胸の中央にある平らな骨)と軟骨でつながり、呼吸時に拡張します。胸骨は心臓の上に位置します。肩甲骨、上腕骨、鎖骨、脊椎も胸部に含まれ、これらの骨は肩へと連結し、筋肉が付着して腕や上体の動きを可能にします。
その他の構造物
胸部には多数の血管が走っており、すべて心臓とつながっています。大動脈は心臓から出る最大の動脈で、血液を全身へ送ります。横隔膜は呼吸を助け、食道は口から胃へとつながり、気管は鼻・喉から肺へ空気を運びます。胸骨の下部にある剣状突起は三角形の形をした小さな骨です。
