TURP手術中の血液漏出(外部拡張)を防ぐ方法
前立腺肥大症(BPH)は、前立腺が中等度から重度に拡大する状態で、夜間頻尿、尿意の切迫感、排尿困難などの症状が現れます。Mayo Clinicによると、BPHの約90%は経尿道的前立腺切除術(TURP)で治療されます。TURPでは余分な前立腺組織を切除し、尿道への圧迫を軽減しますが、手術中に液体が周囲組織に漏れる「血液漏出(extravasation)」のリスクがあります。
血液漏出を防止する手順
切除部位を1.5%グリシンで洗浄します。生理食塩水は凝固や切除効果を阻害するため、TURPでは使用しません。
手術中に高ナトリウム血症が起きた場合は、静脈内利尿剤を投与し、必要に応じて通常濃度または高張食塩水で補正します。
血液漏出が持続する場合は、開腹手術または腹腔鏡下手術で漏れ部位を修復します。
