内視鏡レーザー脊椎手術の概要とメリット
内視鏡レーザー脊椎手術は、最小侵襲で行える脊椎手術の一種です。切開は通常1インチ(約2.5cm)未満で、回復が速いのが特徴です。
内視鏡
内視鏡は先端に小型ビデオカメラが付いた細いチューブで、外科医は小さな切開部から挿入します。カメラが撮影した画像はモニターに映し出され、リアルタイムで脊椎の様子を確認しながら手術を進めます。
レーザー
レーザーは熱エネルギーを持つ集光光線で、メスの代わりに組織の切除や修復に使用します。高い精度で熱を加えるため、周囲組織へのダメージを最小限に抑えることができます。
メリット
従来の開放手術では筋肉を切断しますが、内視鏡手術では筋肉を分離するだけで対象部位に到達できます。そのため、周囲組織への損傷が少なく、術後の痛みや瘢痕が軽減されます。また、全身麻酔の使用量が減少するため、麻酔関連の副作用リスクも低くなります。
回復期間
Spine Universe の報告によれば、ほとんどの患者は手術当日に退院し、翌日から理学療法や運動プログラムを開始できます。
適応症例
ミニマルインベーシブ脊椎研究所によると、内視鏡レーザー脊椎手術は椎間板ヘルニア、椎間板膨隆、変性椎間板疾患、脊椎関節炎・骨棘、椎間関節疾患、神経根圧迫、脊柱管狭窄、側弯症、さらには椎体癒合手術など幅広い適応があります。
